スマート サモン
この機能は、およそ2023年5月下旬以降に製造された車両用の将来のソフトウェア アップデートで有効になるまで、一時的に制限される、または無効にされることがあります。
スマート サモンは、Model Yがドライバーのいる場所(携帯電話のGPSを設定目的地として)まで、または選択した場所まで、必要に応じて物体を避けながら走行できるように設計されています。スマート サモンは、携帯電話がModel Yから約213フィート(65メートル)以内にあるときに、Teslaモバイルアプリを使って操作します。
スマートサモンは、駐車スペースからの車両の出し入れを行い、自分がいる近くの場所までModel Yを運転します。狭い駐車場の外へModel Yを移動させるとき、水溜りを通るとき、荷物を運んでいる最中に車を呼び寄せるのに役立ちます。お客様とModel Yの間に障害物のない見通しの良い場所を選び、車両やその周囲を常にしっかりと監視するようにしてください。
スマート サモンを使用する前に
- 最新版のTeslaモバイルアプリを携帯電話にダウンロードして、必ず携帯電話のサービス圏内にあるようにし、GPSを有効にしてください。
- 携帯電話をModel Yに接続し、車両から約213フィート(65メートル)以内で携帯電話を使用してください。
- 車両のカメラを正しくキャリブレーションしてください(走行中のカメラキャリブレーションを参照)。
- Model Yまで障害物なく見渡せるように視界を保ってください。
- Model Y を充電中の状態ではなく駐車状態にしてください。そして、すべてのドアとトランクを閉めてください。
スマート サモンを使用する
- Teslaモバイルアプリを開き、「サモン」にタッチします。
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Model Yの画像中央にあるスマート サモンアイコンをタッチします。スマート サモンが起動するまで数秒かかります。注スタンバイモードを使用して、スマート サモンの起動時に発生する遅れを解消することができます(スタンバイ モード参照)。
モバイルアプリの地図に213フィート(65メートル)という使用可能範囲を示す青い円が表示されます。Model Yから携帯電話までの距離がこの範囲内となるような場所で使用してください。地図上の青い点がお客様の現在地を表し、赤い矢印が車両を表しています。
- 障害物がなくModel Yをはっきりと見渡せる、青い円内の場所で使用してください。
- 以下のモードのどちらを使用してもスマート サモンを操作することができます。
- 「ここに来る」モード: 「ここに来る」ボタンを長押しします。 Model Y GPSが検知されている場所まで車両が移動します。お客様が動くと、Model Yも後を着いて行きます。お客様の場所にModel Yがたどり着くと停車し、ギアをパーキングに切り替えます。
- 「指定地に進む」モード: 十字アイコンをタッチしてから地図をドラッグして、選択する目的地にピンを置きます。「指定地に進む」ボタンを長押しします。 Model Y は目的地へ移動します。場所に到着したら、Model Yは停止し、パーキングにギアを切り替えます。また、モバイルアプリにサモンが終了した旨のメッセージが表示されます。 注続けて場所を変更したい場合、指を放してから地図に再度ピンを置き、「指定地に進む」をもう一度長押しします。
いずれのモードでもスマート サモンを開始するとすぐに、ハザードランプが点滅し、ミラーが格納され、Model Yはドライブまたはリバースにシフトします。 Model Y その後、(「ここに来る」モードでは)自分のいる位置の 3フィート(1メートル)範囲内まで、(「指定地に進む」モードでは)選択した場所まで、必要に応じて障害物を避けながらゆっくりと移動します。Model Yが移動すると、地図上で対応している赤い矢印も動き車両の位置を示します。お客様が動くと、対応している青い点も動き、お客様の位置を示します。
いずれのモードでも、以下の状況ではModel Yが移動を停止しパーキングに切り替わります。
- モバイルアプリのボタンから指を離したとき。
- 携帯電話とModel Y間の最大範囲を超えた場合(車両をドライバーの位置から離れていくように目的地に移動させる場合、ドライバーはこの利用範囲内を維持するために車両の後についていく必要があります)。
- 走行経路が遮られているとき。
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Model Y がスマート サモンを開始してから、475フィート(145メートル)の最大距離を移動、または、最後に車両の手動運転を終了した場所から、492フィート(150メートル)を移動した場合。注スマート サモンがModel Yを3フィート前方に動かしてから2フィート後方へ動かす場合、5フィートの移動距離となります。
サモン向けの自動HomeLinkが備わっていて有効になっている場合(Model Yがガレージ内にあるときスマート サモンの操作を開始すると、スマート サモンは自動的にHomeLinkデバイスを開きます。モバイルアプリでドアの開閉をお知らせします。
の順にタッチします)、スタンバイ モード
Model Yでサモンを開始できるようにしてウォームアップ時間を短縮するためには、スタンバイモードをオンにします。 の順にタッチします。スタンバイモードがオンのとき、以下の場所でスタンバイモードを無効にしてバッテリーを省エネモードにすることができます。
- 自宅を除く- お気に入りリストに自宅として設定した場所でスタンバイモードを無効にします。
- 勤務先を除く- お気に入りリストに勤務先として設定した場所でスタンバイモードを無効にします。
- お気に入りを除く- お気に入りリストに登録した場所でスタンバイモードを無効にします。
スマート サモンを停止またはキャンセルする
モバイルアプリ上のボタンを放すと、スマート サモンはModel Yを停止させます。スマート サモンは、「ここに来る」または「指定地に進む」をもう一度押すだけで再開できます。
次の場合は、スマート サモンをキャンセルをして再開が必要です。
- ドア ハンドルが押されている、またはドアが開いている場合。
- ハンドル、ブレーキ ペダル、アクセル ペダル、シフトのいずれかを操作している場合。
- Model Y が障害物で遮られている場合。
- スマート サモンがModel Yを最大距離まで移動させました。この距離よりも遠くに移動させるには、Model Yをドライブまたはリバースに切り替えてから、スマート サモンの操作をはじめから再開します。
- お使いの携帯電話がスリープモードになっているか、Model Yへの接続が途切れた場合。