スマート ガレージ
myQ
myQは、Model Yとシームレスに連動するスマート ガレージ コントロール システムで、車両のタッチスクリーンまたはペアリングした電話機からガレージ ドアを遠隔監視および制御することができます。これは、ガレージ ドアを閉め忘れたときや、友人や家族を中に入れたいとき、遠隔操作で開閉したいとき(荷物を受け取るときなど)に便利です。myQとModel Yをリンクすることで、ガレージ ドアは近くにあるあなたの車両を検知し、それに合わせて自動的に開閉することができます。
次の手順に従って車両でmyQを設定してください。
- ガレージ ドアがmyQをサポートしている必要があります。 myQ互換性ツール(https://www.myq.com/app/myq-compatibility)を使用して判定してください。
- ガレージがWi-Fi接続できることを確認します。myQはWi-Fiを使用してスマートフォンおよび車両と通信します。一部のガレージには、ハブにWi-FiやmyQの記号が付きます。車両からガレージを操作し監視するには、そのガレージに強いWi-Fi信号がある必要があります。注ガレージに互換性がない場合、外付けのmyQハブを購入して、この機能を利用することができます。
- スマートフォンのアプリ ストアからmyQアプリをダウンロードします。このアプリを使用してアカウント情報を設定し、ガレージをスマートフォンにペアリングします。myQを使用するためには、有料契約が必要であり、アプリから購入できます。
- 車両が最新のソフトウェア バージョンを実行しており、Wi-FiまたはLTE接続があることを確認します。
- タッチスクリーンの上部にあるガレージ アイコンにタッチするか、 の順にから指示に従ってガレージをModel Yにペアリングします。ペアリングが完了すると、ガレージの監視および操作がタッチスクリーンでできるようになり、さらにmyQをカスタマイズすることもできます。
詳細情報、質問、またはトラブルシューティングの支援については、www.myQ.com/Teslaにアクセスしてください。
HomeLink ユニバーサル トランシーバー
対応しているモード
HomeLinkは、車両とRF機器との通信方法に応じて3種類の送信モードに対応します。送信モードの選択は対応するRF機器により異なります。
- 標準モード: RF機器にリモコンが装備されている場合は標準モードを使用します。この場合、必ずリモコンを使用して機器を操作する必要があります(例、ガレージドアの遠隔操作など)。このモードはホームリンク デバイスに対して最も一般的に使用される送信モードです。
-
DモードまたはURモード: RF機器にリモコンが装備されていない場合は、DモードまたはURモードを使用します。この場合、受信機には「Learn」ボタンがあります(「Program」または「Smart」となっている場合もあります)。Model Yがリモート コントロールとは対照的にデバイスの受信機と直接通信する点においては、DモードとURモードは同様に機能します。 注Dモードは主に北米で使用されているもので、欧州、中東、アジア地域ではURモードが一般的に使用されています。デバイスが互換性を持っているモードを確認するには、www.homelink.comにアクセスするか1-800-355-3515に電話してHomeLinkに連絡してください。
機器はそれぞれ異なるモードで設定できます。たとえば、ガレージのドアを標準モードに設定したり、正面玄関をDモードに設定したりできます。送信モードを変更するには、コントロール画面の上部にあるHomeLinkアイコンをタッチして変更したい機器を選択します。機器を選択したら、プログラムを選択して機器で使用したいモードを選択します。設定モードをタッチして設定を確認し、画面に表示される指示に従います。
年式の古い車両の場合、ある1つの機器のモードを変更するとその他すべての機器のモードが変更されるため送信モードを変更する場合はご注意ください。選択したモードに対応していない機器は動作しない場合があります。タッチスクリーンの上にあるHomeLinkアイコンにタッチしてから、「送信モードの変更」にタッチします。
HomeLinkのプログラミング
HomeLink®をプログラムする:
- フロントのバンパーがプログラム対象のデバイスの正面にくるようにModel Yを駐車します。注意プログラミング中は、デバイスが開いたり閉じたりします。そのため、プログラミングをする前に、デバイスの周辺に人や物がないことを確認してください。
- デバイスのリモコンに良好な状態の電池が入っていることを確認します。Teslaでは、HomeLinkのプログラミングを実施する前に、デバイスのリモートコントロールのバッテリーを交換することを推奨しています。
- コントロール画面の上部にあるHomeLinkアイコンをタップします。
- 「Homelinkを作成」にタッチします。
- HomeLink画面でデバイスの名称を入力し「Enter」または「新しいHomeLinkを追加」をタッチします。
- 使用するモード(標準、DモードまたはURモード)を選択し、「設定モード」をタッチします。
-
「開始」にタッチしてから、スクリーン上の指示に従います。注デバイスのプログラミング中に「受信機を記憶させる」という画面になったら、これが時間的制約のある場面であることを意識してください。デバイスのリモコンのLearn/Program/Smartボタンを押した後、わずか約30秒の間に車に戻って、「続行」を押し、次に記憶させたホームリンク デバイスの名前を2回押してください。この作業を30秒以内に確実に完了できるようにするために、アシスタントを用意することを検討してください。
- デバイスがプログラムされたら、「保存」をタッチしてプログラミングを完了します。
- ホームリンクが正しく動作することを確認してください。場合によっては、次に進む前にプログラミング処理を複数回繰り返す必要があります。
プログラムすると、タッチスクリーンの該当するHomeLinkアイコンにタッチすることでデバイスを操作することができます。HomeLink はプログラムしたデバイスの場所を記憶します。既知の場所に近づくと、タッチスクリーン上にHomeLinkのコントロールが自動的に表示されます。走行して離れていくと、消えます。
自動開閉
タッチスクリーンを使用せずにホームリンク機器を動作させるために、近づいたら開く、離れると閉じるように機器を設定できます。
- 「コントロール」画面の上部にあるHomeLinkアイコンにタッチしてから、「Homelink設定」にタッチして自動に設定したい機器を選択します。
- 必要に応じ、次のようにしてデバイスのHomelink設定を調整します
- 近づいた時にデバイスが開くようにしたい場合、「到着時に自動的に開く」チェックボックスを選択します。
- 矢印にタッチして、機器が自動的に開く際のModel Yまでの距離を指定します。
- 車が離れたら機器が閉じるように設定したい場合は、「出発時に自動的に閉じる」チェックボックスを選択します。
- Homelinkの位置に到着したときにミラーをたたみたい場合は、「自動格納式ミラー」チェックボックスを選択します。これは狭い車庫で有用です。
- デバイスを自動的に開閉する信号が送信されると、Model Yがチャイムを鳴らすようにしたい場合、「自動開閉時のチャイムを有効にする」チェックボックスを選択します。
HomeLinkは、ペアリング時の車両のGPS位置を記憶しており、これに基づいてHomeLinkデバイスと車両の位置関係を確認します。HomeLinkは、ドアの開閉状態の検知および区別を行っておらず(例:オートオープンがトリガーされたとき、ドアがすでに開いている場合、ドアは閉じます)、通常、以下に基づいてオートオープンかオートクローズかを判断します。
オートオープン: Model Yが、ガレージ ドア(または他のHomeLinkデバイス)の指定距離内に近づくと検出します。オートオープンは、接近する車両のギアがドライブに入っていて、HomeLinkが有効になっている場合に限り開始されます。HomeLinkは、車両がすでにそのエリアにいる場合は作動しません。
オートクローズ:HomeLinkは、Model Yがパーキングからリバースにシフトし、リバースで23フィート(7メートル)以上移動すると作動します。
機器に自動的に開閉を行わせたくない場合は、カウントダウンが終了する前に 「自動開閉をしない (Skip Auto-Open)」または「自動開閉をしない (Skip Auto-Close)」を押してください。
HomeLink機器の場所をリセットする
ホームリンク機器に近づいた時に機器が開かない場合や、プログラミングされた機器に近づいてもタッチスクリーンに告知が表示されない場合は、機器の場所をリセットする必要があることがあります。リセットするには、HomeLink機器(ガレージドアやゲートなど)のできるだけ近くに車を停め、 「コントロール」画面上部にある Homelinkアイコンにタッチして HomeLink 設定ページを表示します。リセットしたい機器の名前にタッチしてから、「ロケーションをリセットする」にタッチします。
デバイスの削除
HomeLink機器を削除するには、「コントロール」画面上部にあるHomelinkアイコンをタッチしてから「HomeLink設定」をタッチします。削除したい機器の名前をタッチして、「削除する」をタッチします。
HomeLink のトラブルシューティング
標準モード
標準モードでは、Model Yはホームリンク デバイスのリモコンが発信するRF信号を記録します。タッチスクリーンの指示に従って車の前に立ち、デバイスのリモコンをフロント バンパーに向け、ヘッドライトが点滅するまでボタンを押したままにします。ヘッドライトが点滅したらModel Yはリモコンを記憶していますので、タッチスクリーンの「続行」にタッチすることができます。ヘッドライトが点滅しない場合は次のようにしてください。
- リモコンの電池を点検します。プログラミングを開始する前にバッテリーを交換することをお勧めします。
- Model Yの前面に立ち、デバイスのリモコンをテスラ エンブレムからの2インチ(5 cm)以内に配置します。
- ヘッドライトが点滅するまで、デバイスのリモコンのボタンを長押しします。場合によっては、リモコンのボタンを最長3分押し続ける必要があります。注一部のホームリンクのリモコンでは、1回長押しする代わりに、短く複数回(1秒に1回程度)リモコンを押すことが必要となる場合があります。長押しを数回試みてもうまくいかない場合は、毎秒1回程度で繰り返し押してみてください。
DモードおよびURモード
DモードおよびURモードにすると、機器の受信機がModel Yを記憶します。タッチスクリーンで、機器の受信機にある「Learn」ボタンを押すよう指示があります(「Program」または「Smart」となっている場合もあります)。動作しない場合は、以下のガイドラインを参照してください。
- プログラムを試みるガレージドア、ゲートなどにできるだけバンパーを近づけてModel Yを駐車します。
- 受信機の「Learn/Program/Smart」ボタンを確実に押します。受信機を記憶モードにする方法については、プログラムしたいRF機器に付属される製品説明書を参照してください。
- デバイスのプログラミング中に「受信機を訓練」という画面になった場合、その操作には時間制限があることにご注意ください。デバイスのリモコンまたは受信機のLearn/Program/Smartボタンを押した後、わずか約30秒の間に車に戻って、「続行」を押し、次に訓練したホームリンク デバイスの名前を2回押してください。以下の手順を他の人に手伝ってもらってください。
- 多くの受信機の記憶モードは、3分〜5分間持続します。デバイスの「Learn/Program/Smart」ボタンを押した直後に、車両のタッチスクリーンに表示される指示に従ってください。
ご不明な点や互換性に関する質問がある場合には、HomeLinkまでお問合せください (www.homelink.comまたは、1-800-355-3515までお電話してください)。