メンテナンスサービスの間隔

定期サービス

Teslaでは、Model Sの信頼性と効率を維持していただくため、以下のメンテナンス項目が車両に該当する場合には、以下の間隔で整備を受けていただくことを推奨しています。

車両の警告に関する追加情報については、トラブルシューティングのアラートを参照してください。

  • ブレーキ液の汚れ確認:4年毎(必要に応じて交換)*。
  • A/C乾燥剤袋交換:3年毎。
  • キャビン エアフィルター交換:3年ごと
  • HEPAフィルター交換:3年ごと
  • ブレーキ キャリパー清掃および潤滑:毎年または12,500マイル(20,000km)ごと(冬季、凍結防止剤がまかれる地域の場合)。
  • 6,250 マイル(10,000 km)ごと、あるいはトレッド深さの差異が2/32 インチ(1.5 mm)以上になったときのいずれか早い方にローテーションを行います。

*けん引、山岳部から下り坂、またはパフォーマンス走行によりブレーキの使用量が多い場合で、特に車両が高温多湿の環境にあった場合は、より頻繁にブレーキ液のチェックと交換が必要になる場合があります。

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バッテリー冷却剤タンクを開けたことに起因する損害は保証対象外です。
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上記間隔は一般的な運転行動や状況に基づいています。運転挙動、使用状態、環境条件などのさまざまな周辺条件に応じて上記のメンテナンス事項は規定と異なる頻度で実施することが必要になる可能性があります。また、上記一覧は包括的なものではなく、フロントガラス ワイパー、ブレーキ パッドなどの消耗部品は含まれていません。
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Teslaで認定されていない整備士によるメンテナンスまたは修理で生じた損傷、故障は保証の対象となりません。

自主メンテナンス手順および情報については、https://www.tesla.com/support/do-it-yourself-guidesを参照してください。

整備の予約

モバイル アプリから、簡単にサービスを予約することができます。「サービス」にタッチし、必要な整備の種類を選択して、モバイル アプリの指示に従ってください。以下に示す詳細情報をできるだけ多く提供していただくと、サービス チームが懸念事項の原因を特定するのに役立ちます。

  • 写真、音声あるいはビデオ録画。
  • 問題が生じた日付、時刻およびタイムゾーン。
  • ご利用になられている国、地域。
  • 車両移動時の速度(該当する場合)。
  • 環境条件(雨、雪、低温など)。
  • 道路の名称と種類(該当する場合)。
  • レーン標識の質(該当する場合)。
  • 適用された車両設定。
  • 気づいた症状。

サービスの予約についての詳細はhttps://www.tesla.com/support/service-visitsをご覧ください。

毎日のチェック

  • インストゥルメント パネル、またはモバイル アプリに表示されるバッテリーの充電レベルをチェックします。
  • 各タイヤの状態と空気圧をチェックします(タイヤのお手入れとメンテナンスを参照)。
  • エクステリアライト、ホーン、ウインカー、ワイパー、ウォッシャーの動作をチェックします。
  • タッチスクリーンまたはインストゥルメントパネル上の予期せぬインジケーターライトまたは車両のアラートを確認します。
  • パーキング ブレーキも含め、ブレーキの動作をチェックします。
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    Model Sは回生ブレーキ(回生ブレーキを参照)を使用しているので、このブレーキ パッドは一般的に、従来のブレーキ システムのパッドほど頻繁には使用されません。錆や腐食の蓄積を避けるために、Teslaではブレーキ ペダルを頻繁に踏んで機械式ブレーキをかけ、ブレーキ パッドおよびローターを乾燥させることを推奨しています。
  • シートベルトの動作をチェックします(シートベルトを参照)。
  • Model S の車体の下に通常はない液体の漏れなどがないかどうかチェックします。少量の水がたまっていても(空調システムの除湿プロセスによる)、異常ではありません。
  • Model Sの外周を目視して、直ちに腐食性物質(鳥の糞、樹液、タバコの灰、虫の死骸、産業放射性物質など)を取り除き、塗装へのダメージを防いでください(洗車を参照)。

週ベースのチェック

  • 湿気の多い時期は、オートパイロットのカメラを毎週洗浄してください(カメラのクリーニングを参照)。乾燥している時期は、1か月ごとに洗浄してください。

毎月のチェック

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車内を冷房するほか、エアーコンディショナー コンプレッサーはバッテリーも冷却します。したがって、暑いときは、エアーコンディショナー コンプレッサーをOFFに設定したとしても、ONになることがあります。これは、バッテリーの寿命を保ち、バッテリーの最適化性能に必要とされる最適な温度範囲にバッテリーを保つために、システムがバッテリーの冷却を優先するためであり、正常な動作です。また、使用していないときでも、Model Sがうなり音や水が循環するような音が聞こえる場合があります。これらの音が発せられるのは通常の状態で、内部の冷却システムがオンになり、低電圧バッテリーのメンテナンス、高電圧バッテリーの温度調節など、さまざまな車両の機能をサポートするときに発せられます。

定期的なチェック

必要に応じて以下のチェックを行います:

ほこりの多い場所や汚染された場所を走行すると、時間の経過とともにラジエーターが詰まることがあります。これは空気の流れや暖房/エアコンの性能に影響を与えることがあります。清掃するには、サービスマニュアルを参照してご自身で行ってください。また、モバイル アプリでサービスを予約してください。

液の定期交換

バッテリー冷却剤およびブレーキ液のレベルの点検はTeslaまたは専門的な自動車修理工場だけが行うようにしてください。サービス マニュアルには専門のサービス情報が記載されています。

  • バッテリー冷却剤: ほとんどの状況下では車両寿命を延ばす目的でバッテリー冷却剤を交換する必要はありません。
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    バッテリー冷却剤タンクを開けたことに起因する損害は保証対象外です。
  • ブレーキ液ブレーキ液を補充しないでください。

ソフトウェア

ソフトウェアのアップデートは、車両コンポーネントを確実に正常作動させ、製品寿命を保つために重要です。できるだけ早い時機にソフトウェアのアップデートをインストールする必要があります。ソフトウェア アップデートを参照してください。

Teslaでは、サービス内の通常の診断、修理およびメンテナンスの一環として、車両のソフトウェアをアップデートまたは再インストールすることがあります。

高電圧安全性

お客様の Model S は安全性を最優先して設計・製造されています。しかし、どのような高電圧システムにも負傷のリスクはつきものですので、安全のため、以下の注意事項に留意してください。

  • Model S に貼ってあるラベルの注意をお読みになり、必ず守るようにしてください。これらのラベルはお客様の安全のために貼ってあります。
  • 高電圧システムには、ユーザーがサービス可能な部品はありません。高電圧コンポーネントやケーブル、コネクタの分解、着脱は行わないでください。高電圧ケーブルのカラーはオレンジ色になっており、容易に見分けることができます。
  • 衝突事故発生時は、高電圧配線、コネクタ、配線に接続された部品に一切手を触れないでください。
  • 万が一火災が発生した場合は、直ちに最寄りの消防機関にご連絡ください。
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警告
Model S の下で作業をする場合は、充電中でなくても、必ず事前に充電ケーブルを抜いておいてください。
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警告
冷却ファンの吹き出し口を、手や衣類などでふさがないでください。冷却ファンの中には、Model S がパワー オフの状態でも動作するものがあります。
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警告
自動車で使用される液体(バッテリーの酸、バッテリー冷却剤、ブレーキフルード、フロントガラス ウォッシャー添加剤など)の中には有毒なものがあります。これらの液を吸入または嚥下したり、傷口に接触させたりしないでください。安全のため、液体容器に表示されている説明を必ず読み、その指示に従ってください。