加速モード
加速モードを選択するには、
にタッチします。- 「コンフォート」を使用すると、加速が制限され、快適な乗り心地でゆったりと運転することができます。注「コンフォート」が選択されると、インストゥルメントパネルの運転速度の上に「コンフォート」が表示されます。
- 「スポーツ」では、通常レベルの加速が提供されます。
- 「インセイン」(パフォーマンス車両では、装備されていれば「プレイド」)では、最大レベルの加速が直ちに得られます。注「インセイン」モードおよび「プレイド」モードでトルクおよび電力を増加させると、航続距離や電力消費効率が低下することがあります。注「インセイン」または「プレイド」では、バッテリーは最適な温度範囲内に維持されます。バッテリーを温めるだけでなく、本設定では必要に応じてバッテリーを冷却します(例:高速運転時、急速な加速の間、長時間の運転時など)。
注
選択した加速モードを下げることで、キャビン暖房の効率を改善することができます。これにより、ピーク加速性能を提供するためのバッテリーの能力を維持する代わりに、ヒートポンプ システムがバッテリーからより多くの熱を奪うことで、キャビンを効率的に暖房することができます。これは寒冷気象時における走行効率を最大限にするために役立ちます。その後に加速モードのレベルを上げる場合、増加した加速レベルが得られるまでにバッテリーを温めるための時間が必要になることに注意してください。
さらに、Model Sはドラッグ ストリップ モードを搭載しています。短距離走行の際に、事前にドラッグ ストリップ モードでModel Sをプレコンディショニングしておくと便利です。
ドラッグ ストリップ モード
ドラッグ ストリップ モードでは、タイムリーに加速できるように、バッテリーやドライブ トレインが理想的な運転温度に維持されます。 Model S ドラッグ ストリップ モードは、車両を離れても3時間は維持されます。3時間経過すると、不要なエネルギー消費を避けるために、機能自体がタイムアウトで解除されます(ドラッグ ストリップ モードをキャンセルせずに車両を離れたときなど)。
ドラッグ ストリップ モードの使用時は、バッテリーを最適な温度範囲内に保つためにModel Sの電力消費量が上がります。
ドラッグ ストリップ モードをキャンセルするには、常に「ドラッグ ストリップ モード」をオフに切り替えます。
注
ドラッグ ストリップ モードでは、スリップ スタートが有効になっている場合は自動的にオフになります。
警告
ドラッグ ストリップ モードは、一般車両の入らないレース サーキット場の走行向けに設計されています。ドライバーは、他の道路使用者への危険行為および迷惑行為にならないように、運転方法および加速に責任を持つ必要があります。
車両をローンチする方法
ローンチする方法は、タッチスクリーンでビジュアルに説明されます。
- にタッチします。
- インストゥルメント パネルに「ピーク パフォーマンスの準備完了」と表示されるまで待ちます。
- Model Sのシフトを「D」位置にし、完全に停止している状態で、ブレーキ ペダルを左足でしっかりと奥まで踏み込みます。
- ステップ3が終わると、フロントのサスペンションが「チーター スタンス」の位置まで下げる動作が始まります。注サスペンションが「チーター スタンス」の位置まで下がると、路面とのクリアランスが大幅に狭くなります。
- インストゥルメント パネルにドラッグ ストリップ モードが「ローンチの準備完了」と表示されるまで待ちます。
- インストゥルメント パネルに「チーター スタンスがオン」および「ローンチの準備完了」と表示されたら、ブレーキ ペダルから足を離して、車両をローンチします。