ジャンプスタート
ジャンプスタートの手順は、低電圧バッテリーが鉛バッテリーかリチウムイオンバッテリーかによって異なります。車両がどのバッテリーを使用しているか確認するには、
をタッチします。このセクションでは、両方の手順について説明します。以下の説明では、外部低電圧電源(ポータブル ジャンプスターターなど)を使用していることを想定しています。他の車両を使用してModel 3をジャンプスタートさせるときは、その車両のメーカーの取扱説明書を参照してください。
注意
Model 3 他の車両のジャンプスタートに使用することはできません。故障の原因となることがあります。
注意
Model 3 のジャンプスタート時に短絡させないでください。誤ったジャンプポストにケーブルを接続したり、リード同士を接触させたりすると、Model 3が損傷する可能性があります。
低電圧(鉛)バッテリーのジャンプ スタート
2021年10月頃よりも前にGigafactory上海で製造された車両、および2021年12月頃よりも前にフリーモント工場で製造された車両には低電圧鉛バッテリーが装備されています。
他の車両を使用してModel 3をジャンプ スタートさせるときは、その車両のメーカーの取扱説明書を参照してください。以下の説明では、外部低電圧電源(ポータブル ジャンプ スターターなど)を使用していることを想定しています。
- ボンネットを開きます(電源がない状態でフードを開けるを参照)。
- メンテナンス パネルを取り外すには、パネル後方の端を上方へ引いて、パネル固定用のトリム クリップを外してください。
- キャビン インテーク トリム パネルを取り外すには、パネル後方の端を上方へ引いて、パネル固定用のトリム クリップを外してください。
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低電圧電源のプラス側(+)赤色ケーブルを低電圧バッテリーのプラス側(+)赤色端子に接続します。注意Model 3の損傷を防ぐために、電源供給側のプラス側ケーブルが12Vバッテリー上部のバッテリー締め付けブラケットなどの金属製コンポーネントに触れないよう注意を払ってください。
- 低電圧電源のマイナス側(-)黒色ケーブルを低電圧バッテリーのマイナス側(-)黒色端子に接続します。
- 外部電源をオンにします(製造元の取扱説明書を参照)。タッチスクリーンをタッチして起動します。注タッチスクリーンに充分な電力を供給するまで数分程度かかる場合があります。
- 外部低電圧電源の取り外し時は、バッテリーはマイナス側(-)黒色端子から始めて両方の端子からケーブルを外します。
- キャビン インテーク トリムを元の位置に合わせて固定されるまで押し付けながら取り付けてください。
- メンテナンス パネルを元の位置に合わせて固定されるまで押し付けながら取り付けてください。
- フードを閉じます。
低電圧(リチウムイオン)バッテリーのジャンプ スタート
2021年10月頃以降にGigafactory上海で製造された車両、および2021年12月頃以降にフリーモント工場で製造された車両には低電圧リチウムイオン バッテリーが装備されています。
- ボンネットを開きます(電源がない状態でフードを開けるを参照)。
- メンテナンス パネルを取り外すには、パネル後方の端を上方へ引いて、パネル固定用のトリム クリップを外してください。
- 赤色のカバーを取り外し、外部低電圧電源の赤色プラスのプラス(+)側ケーブルを赤色のプラス(+)側ジャンプ ポストに接続します。 注意車両の損傷を避けるため車両、このプラス側ケーブルを他の金属部に接触させないようにしてください。
- 外部低電圧電源の黒色マイナス(-)側ケーブルをブレーキ液リザーバーとフロントトランクの間にあるボルトに接続します。このボルトは外部サポートのアース ロケーションとして使用されます。
- 外部電源を20秒間だけオンにし(製造元の説明書を参照)、電源をオフにするか、電源を切り離します。 注意電源を20秒を超えてオンのままにすると、低電圧バッテリーが自己復旧できなくなり、車両がドライブにシフトできなくなる可能性があります。この場合、電源を切り離した後に、低電圧バッテリーを切り離し、低電圧バッテリーを再接続して、もう一つのバッテリーの自己復旧を再試行できるようにします。注(ウィンチを使用して車両をボディ トラックに積載するために)輸送モードを有効にしようとする場合、低電圧バッテリーを使用して自己復旧する必要はありません。車両を固定するまで、電源をつないだままにしてください。
- 運転席ドアを開いて2分間待ちます。
- 車両をドライブにシフトできることを確認します。
- メンテナンス パネルを元の位置に合わせて固定されるまで押し付けながら取り付けてください。
- フードを閉じます。