Model S 安全性に関するアップデート
業界全体に影響しているタカタ製エアバッグ用のリコール問題に関して、一部の2014〜2016年製のModel Sの助手席エアバッグが対象となり、Teslaではその交換を行います。先に米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) が決定したスケジュールによると、2017年1月に始まった2012年製Model Sに装備されている助手席エアバッグのリコールは、2018年1月に2013年製のModel Sにも適用対象が拡がり、2019年1月に2014〜2016年製のModel Sまで対象となりました。このリコールでは、Roadster、Model X、Model 3および後期型Model Sは対象となりません。また、日本では2012年モデルのModel Sは輸入されておらず、リコールの対象となる車両はありません。
NHTSAが発表した通り、正式なリコール通知を受け取っていなければお客様の車に装着されているリコール対象のエアバッグについてご心配いただく必要はありません。今回のリコール交換スケジュールはエアバッグ インフレーターが劣化する使用年数など様々な要因を考慮した上で、安全に関わるリスクとなる前にエアバッグ交換できるよう予定されています。
TeslaがNHTSAのスケジュールを適用して2012〜2013年製のModel Sを世界の全市場でリコールすることを決定したことで、規制当局がリコールを要求していない国でも、対象となっている2014〜2016年製のすべてのエアバッグの交換を行います。Teslaの車両でこれまでエアバッグの破裂やそれに関連する事故は発生していませんが、お客様の安全を第一に考え、このように対応することを決定しました。
Teslaはこのリコールの対象となるお客様に連絡を取り続けていきます。リコールの対象となる2012〜2016年製Model Sをお持ちで、まだエアバッグの交換がお済みでない方は、テスラ アプリでサービスを予約してください。