キャビンドアラッチ機能に関するリコール -ファームウェア アップデートによる対応
Teslaは、ソフトウェア リリース2021.36またはそれ以降のリリース(リコール対策を含む2023.44.30前までのリリース)を受け取った、2021年2月3日から2023年12月13日までに生産された2021-2023年式Model S車両、および2021年8月18日から2023年12月14日までに生産されたModel X車両について、自主的なノンコンプライアンスリコールを行うことを決定しました。該当のリリースでは、衝突時にキャビンドアがラッチされた位置から取り外されてしまう可能性があり、UN-R11, 6.1.4.に準拠していません。
対象車両には無料でワイヤレス ソフトウェア アップデートが提供され、2024年1月15日以降より順次ソフトウェア リリース2023.44.30の配信が始まります。ソフトウェア リリース2023.44.30またはそれ以降のリリースには、UN-R11, 6.1.4.に準拠したキャビンドアラッチ機能が含まれています。
これはどのような問題で、車両にどのような影響を及ぼしますか?
2021年から2023年の間に生産された一部のModel SおよびModel X車両では、搭載されているソフトウェア リリース2021.36またはそれ以降のリリース(リコール対策を含む2023.44.30前までのリリース)に、UN-R11, 6.1.4.に準拠しないキャビンドアラッチ機能が含まれています。その結果、衝突時にドアラッチの保持機能が解除され、最悪の場合、扉が開くおそれがあります。
私の車両はこのリコールの対象でしょうか?その場合はどうすればいいですか?
お客様の車両が改善対策の対象かどうかは、Tesla VINリコール検索ツールでご確認ください。 ソフトウェア リリース2023.44.30またはそれ以降のリリースには、UN-R11, 6.1.4.に準拠したキャビンドアラッチ機能が含まれています。サービスセンターにお越しいただく必要はありません。また、ソフトウェア リリース2023.44.30またはそれ以降のリリースが搭載されているオーナーの方は更なるアクションは必要ありません。
車両のタッチスクリーンまたはTeslaアプリのホーム画面の下部にある「コントロール」>「ソフトウェア」をタップすることで、車両のソフトウェア バージョンを確認できます。
私の車両は安全に運転することはできますか?
UN-R11, 6.1.4.に準拠していないキャビンドアラッチ機能は、衝突時に負傷するリスクが高まる可能性があります。Teslaでは本件に起因する怪我については報告されていません。
このリコールのために、サービスを予約する必要がありますか?
いいえ。このリコールは、車両のソフトウェアをバージョン2023.44.30以降にアップデートいただくことで対応します。サービスを予約する必要はありません。
ソフトウェアアップデートのダウンロードやインストールに失敗した場合はどうなりますか?
ソフトウェアアップデートは、いくつかの理由で失敗する可能性があります。車両のソフトウェアをアップデートする際に問題が発生した場合は、オーナーズマニュアルを参照するか、ソフトウェア アップデートに関するビデオとトラブルシューティングの手順に従ってください。問題が解決しない場合は、サービスを予約してください。