サマードライブのアドバイス

日暮れ時に海岸を走り抜けるグレーのModel Y

お客様のTesla車両は、高温下でも快適性と利便性を最大化するようにデザインされています。以下のおすすめ項目を参考にして、夏のドライビングエクスペリエンスを向上させる方法をお試しください。

空調システム

出発予定時間

「出発予定時間」は充電と車内のプレコンディショニングの両方を管理するため、毎日充電済みのバッテリーと最適な車内温度で出発できます。

車両充電中に車内をプレコンディショニングすると、バッテリーのエネルギーを使用せず、車内を最適な温度に調整します。出発時のエネルギーを節約できるため、航続距離が最大化されます。

車両タッチスクリーンの「充電」メニューから「出発予定時間」を見つけるか、Teslaアプリで「スケジュール」を選択します。

Tesla アプリを使用してプレコンディショニングを行う

Tesla アプリからいつでも、どこからでもリモートで空調を起動して、車両プレコンディショニングやエアコンをオンにできます。Teslaアプリのホーム画面でファンアイコンをタップするか、「空調」を選択して温度を調整します。自動吹き出し口よりシートに風を送るので、車内に入るとひんやりとした手触りになります。

エアコンをオンのままにする

少しの用事で車を離れるときも、空調をオンにしておくと、食料品などが温まってしまうのを防ぎます。車両から離れているあいだも車内の温度を維持するには、タッチスクリーンで「空調」メニューを開いて、「維持」を選択します。車両がロックされているあいだも、空調システムはオンのままになります。

ドッグモード

ペットを車内で待たせているあいだも、車内を過ごしやすい温度に保つこともできます。ドッグモードは設定温度を維持し、ふさふさの毛皮を着た"乗員"が快適に過ごせるように調整されます。タッチスクリーンにはメッセージが表示され、通行人や車外からも安心感を与えることができます。

車両を離れる前に、タッチスクリーンの「空調」メニューから「ドッグ」を選択するか、Teslaアプリの「空調」から「ドッグモード」を選択します。

キャンプモード

キャンプモードを使用すると、外気温に関係なく、車内で眠っていても快適に過ごすことができます。キャンプモードは車内の温度を維持し、車両のUSBおよび12Vコンセントに電力を供給するため、夜間でも各種デバイスを充電できます。また、好きな音楽を好きなだけ再生することができ、車をパワフルなポータブルサウンドシステムに変貌させることもできます。

ドッグモードと同様に、キャンプモードは車両タッチスクリーンまたはTesla アプリから有効にします。

オーバーヒート プロテクション

空調が使用されていないときでも、車内が暑くなりすぎるのを防ぐために設定することができます。

  • 「オン」では、車内が40°C(105°F)を超えないように調整されます。
  • 「A/Cなし」では、車内に外気を導入することで温度をある程度下げ、バッテリーのエネルギー消費量を控えます。

有効にするには、車両のタッチスクリーンで、「コントロール」>「安全」>「キャビン過熱保護」の順に選択するか、Tesla アプリの「空調」セクション下部にあるドロワーを展開します。

注: 車両のプラグが抜かれた状態で空調システムを稼働させると、バッテリーのエネルギーが徐々に消費されます。上記の機能を長期間使用すると、バッテリー残量は減少します。充電状況は、Tesla アプリのホーム画面から確認できます。

ウィンドウ チルト

車に戻る前にサイドウインドウを少し下げると、エネルギーを使わずに車内の温度を下げることができます。

Tesla アプリから操作するには、「空調」>「チルト」をタップします。

サイドウインドウを閉じて、空調は「自動」

お客様のテスラは日常的な走行はもちろん、長距離移動の際にはスーパーチャージャーを活用すれば快適なロングドライブを実現できます。

車内の温度を快適に保ちながら効率的に航続距離を最大化したい場合は、走行中はサイドウインドウは閉じて、空調を「自動」に設定します。これで、車両のエアロダイナミクスを最大限に活用し、空調システムが自動調整できるようになります。「自動」モードでは、可能な限り早く設定温度に達し、その後、最小限のエネルギー消費で温度が維持されます。

ベンチレーテッドシート

一部のModel SおよびModel X車両には、ベンチレーテッドシートが装備され、快適性が向上しています。ベンチレーテッドシートは、Tesla アプリを使用して車両に戻る前に温度を下げることができます。標準設定では、空調システムは温度設定に基づいてシートのベンチレーションを自動制御します。車両タッチスクリーンの「空調」メニューからベンチレーテッドシートを手動調整するか、ワンタッチコントロールをカスタマイズ可能なボトムバーにドラッグします。

Tesla アプリからベンチレーテッドシートを有効にするには、「空調」からシートを選択して、「冷房」をタップします。

アクセサリー

サンシェード

サンシェードを使用すると、車内の温度上昇を抑制できます。サンシェードを取り付けると、エアコンの電力消費を抑えつつ、お好みの温度を維持しやすくなります。サンシェードは、ガラスルーフとリアリフトゲートに使用できます。

サンシェードはTesla ショップで購入できます。

ルーフラック

ルーフラックを使えば、自転車やサーフボードなどを簡単に取り付けることができます。

Tesla ルーフラックは、大型のサイクルマウントやルーフボックスと比べて、風の抵抗を最小限に抑えるように設計されています。風の抵抗は、特に高速走行時に走行効率を低下させます。

ルーフラックはTesla ショップまたはTeslaサービスで購入してください。

タイヤ

サマータイヤまたはオールシーズンタイヤを使用する

季節に合わせて適切なタイヤを装着することが重要です。気温が高い場合、サマータイヤはウェットとドライの両方のコンディションで最高のオンロードパフォーマンスとトラクションを発揮します。オールシーズンタイヤはパフォーマンスも良好で、効率面のメリットだけでなく、舗装路以外でのパフォーマンスも向上します。ウィンタータイヤは柔らかいコンパウンドでできているため、猛暑ではすぐに摩耗してしまい、効率の低下やハンドリングの悪化につながるため、暑い時期には使用は避けた方がよいでしょう。

タイヤの摩耗と空気圧のモニタリング

タイヤは、極端な高温環境では摩耗が速くなります。定期的にタイヤの摩耗を点検してください。タイヤのローテーションと交換については、お客様の車に合ったオーナーズマニュアルをご参照ください。タイヤ溝が3 mm未満のタイヤは絶対に使用しないでください。

タイヤ空気圧の点検は必ずタイヤが冷えているときに実施してください。オススメは朝、車を運転する前に行うことです。わずかな走行でもタイヤ内の空気が温められ、タイヤの空気圧が高くなることがあります。トレーラーけん引の前は、けん引時のタイヤ空気圧をオーナーズマニュアルで確認して、それに従ってタイヤを調整してください。