水没した車両に関するガイダンス

異常気象による洪水などで車両が水没する場合が考えられます。Teslaでは、車両が水没するリスクがある場合や、車両が水没した場合にお客様が必要な情報をすぐに入手できるよう努めています。

車両が水没する可能性に備え、以下の推奨事項および水没した車両の取り扱い方法を確認するとともに、利用可能な関連資料をご覧ください。

洪水による車両の水没が予想され、安全に車両を移動できる場合は、車両を水没のリスクのない場所または高台に移動することが推奨されます。充電するためのインフラが災害の影響を受ける可能性を踏まえ、車両を事前に100%まで充電することが推奨されます。

水没するリスクのない場所に車両を移動できない場合は、車両の損傷を軽減するために以下の推奨事項（ベストプラクティス）を実施してください。

• 車両から充電器を取り外してください。
• 充電レベルを下げます。これは、事前に車両を運転して充電プラグを外したままにしておく、または空調をオンにする、または車両のタッチスクリーンまたはTeslaアプリを使用して「エアコンをオンのままにする」を有効にすることで行えます。この理由は、車両が水没した場合に備えて充電レベルをできるだけ低くすることが目的です。
• エアサスペンションが装備されている場合は、車両を「High」または「Very High」に上げてください。
• 高電圧バッテリーが水没する可能性を下げるため、ジャッキスタンド、シンダーブロック、ランプなどで高い位置に持ち上げてください。セルフ レベリングによる損傷を防ぐため、エアサスペンションが装備された車両であればジャッキモードを有効にしてください。
• 浸水から車両を保護するために防水用に造られたカーカバーまたは同様の製品で車両をカバーしてください。

電気自動車、内燃機関自動車のいずれかの車両が長時間水没した場合の対処方法をご確認ください。

注記： 車両から火の気や発煙が認められた場合、異音が聞こえる場合、または発熱していることに気付いた場合は、車両から離れて直ちに最寄りの消防隊に連絡してください。

車両が水没して安全にアクセスできない場合、次の手順に従います。

1. 事故が発生した場合と同様に保険会社に連絡してください。
2. 認定業者の点検を受けるまで、決して車両を操作しないでください。Teslaオーナーの方は、Teslaサービスで車両検査の予約をすることができます。
3. 建物や他の車両、私的財産など可燃性の物質から車両を安全に少なくとも15 m（50フィート）けん引させます。
   1. Teslaオーナーの方は、Teslaにけん引をリクエストすることができます。 Teslaロードサイドアシスタンスにリクエストする方法を見る
   2. 車両を安全にけん引または移動させる方法については、車両メーカーのガイダンスをご確認ください。Teslaオーナーの方は、オーナーズマニュアルの「車両輸送者向け注意事項」セクションをご覧ください。