2022年11月15日
Teslaは、点検整備などによって後席左側シートベルトバックル、および中央シートベルトアンカーが再取り付けされた一部のModel 3(2019~2022年)車両について、部品が仕様通りに固定されていることを確認するためのリコールを行うことを決定しました。
Model 3で特定のコンポーネントを点検整備するには、同じボルトで固定されている後席左側シートベルトバックルと中央シートベルトアンカーを分解する必要があり、その点検整備の際に、片方または両方の部品取り付けが正しく行われなかった可能性があります。
この問題に対処するため、Tesla サービスでは再取り付けが行われた後席左側シートベルトバックルと中央シートベルトアンカーを点検し、仕様どおりに固定されているかを確認します。
対象車両のオーナーの方々にはリコールに関するメールをお送りします。Tesla VINリコール検索ツール*を使ってご自身のVINがリコール対象になっているかを確認することができます。
*注記:現在、Tesla VINリコール検索ページは英語のみとなります。
本件に起因する衝突や怪我、死亡事故については報告されていません。
後席左側シートベルトバックルまたは中央シートベルトアンカーが仕様通りに固定されていない場合、後席シートベンチから引き上げあげた際に片方または両方のコンポーネントが緩み、その結果シートベルトシステムが衝突時に設計どおりに機能しない恐れがあります。
点検作業にかかる時間は修理が必要となった場合でも約15〜20分程度になります。
点検および修理のためのサービス予約はTeslaアプリで「サービス」>「サービスを依頼する」>「M3 2列目シートベルトバックル/アンカーリコール」の順に選択して、サービスを予約してください。
リコール対象の車両は、サービス修理データに基づいて決定されたものであり、同時期に製造されたすべての車両がリコール対象となるわけではありません。当社での記録では、お客様の車両は今回報告された不適合の可能性に関して影響を受けていないと判断されたということになります。